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2024/12/16
【Printing】独シュットナードルック社、ハイデルベルグ社の3000台目となるバーサファイアでデジタル印刷の優位性を活用
ドイツ・バイエルン州オーバーハヒングに拠点を置くシュットナーオフセットドルック社(シュットナードルック)は、ハイデルベルグ社のバーサファイア(Versafire)デジタル印刷システムに3度目の投資を行う「リピーター」。ハイデルベルグが販売したバーサファイアデジタル印刷システムは同社の導入で3000台目となった。創業50年以上の同社は、従来の商業印刷分野に加え、医薬品業界の顧客を対象としたダイレクトマーケティングにも力を入れている。これらの印刷物は、テキストや画像のコンテンツの大部分がパーソナライズ、または個別対応された高品質な製品。「特に医薬品業界のお客様に対して、個別化された印刷製品を経済的に小ロットで生産できるよう、デジタル印刷の強みを活用しています。ハイデルベルグのバーサファイアシステムは、柔軟性、品質、生産性、統合機能の面で理想的な生産システムであることがすでに証明されています」と、オーナー兼最高経営責任者のハンス・シュットナー氏は述べている。
ハイブリッドワークフロー環境の価値ある経験値
シュットナードルック社に導入されたバーサファイアLVは、同クラスで最も用途が広く、生産性の高いトナー印刷機。この印刷機は、ハイデルベルグ社が開発した第2世代のプリネクトDFE(デジタルフロントエンド)で操作される。最大限の効率性を実現するために、この新世代のソフトウェアとユーザーインターフェースを組み合わせることで、オフセット印刷とデジタル印刷の柔軟かつ標準化された相互運用が実現する。新世代のDFEは、ハイデルベルグがこれまでに数多くのバーサファイアデジタル印刷システムを市場に導入してきた中で培った、統合に関するあらゆるノウハウを反映している。
「ハイデルベルグのデジタル印刷のユーザーは、消耗品、デジタルサービス、ソフトウェア、クラウドベースのソリューション、トレーニング、コンサルティング、在庫管理、ロジスティクスなど、包括的なエコシステムにアクセスできます」と、ハイデルベルグの最高テクノロジー・セールス責任者Dr. ダヴィッド・シュメディングは述べ、顧客にとってのメリットを説明する。
3000台のバーサファイアシステムを販売したことで、ハイブリッドなワークフロー環境における統合、カラーマネジメント、サービスといった分野でも、ハイデルベルグは多くの実績を積み重ねてきた。「当社のお客様は、2024年のdrupaで発表し、来年の
第1四半期から出荷が開始されるインクジェット印刷システム、ジェットファイア50でも、この豊富な知識のメリットを実感していただくことができるでしょう」とシュメディング氏は述べている。
2つの印刷プロセス、1つのワークフローテクノロジー
シュットナードルック社がバーサファイアシステムに継続的に投資している理由の1つは、DFEを介したより高度なプリネクトワークフロー環境へのテクノロジーの統合。その根本にある考え方は、2つの印刷テクノロジー、1つのワークフローテクノロジー。 プリネクトプロダクションマネージャーは、オフセット印刷の製版を行うスープラセッターとバーサファイアLVの両方を、一元的に管理する。これにより、印刷品質や色の再現性を損なうことなく、急な依頼でも最適な装置を選択して対応することが可能になる。ハンス・シュットナー氏は、バーサファイアで印刷したベタや濃淡の品質を強調している。
「新しいデジタル印刷システムでは、以前はオフセット印刷でしか対応できなかったような非常に厳しい要求の小ロット印刷もこなせるようになりました」
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