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2024/3/14
【Printing】SCREENグラフィックソリューションズ、drupa 2024に「Creating A Future In Print~Tech x Irodori~」をテーマに出展
SCREENグラフィックソリューションズ(SCREEN GA)は、2024年5月28日~6月7日までドイツ・デュッセルドルフにおいて開催される国際印刷・メディア産業展「drupa 2024」に出展する。ブースはHall 8A:A03。
不確実性が非常に高まった現代では、印刷業界を取り巻く環境も刻一刻と変化し、さまざまな形で新たな価値創造が求められている。SCREEN GAは、80年間にわたって製版・印刷のプロフェッショナルとして、これまで革新的な製品を生み出し、世界中を顧客と共に彩ってきた。81年目となる2024年、SCREEN GAは新たな一歩として、デジタル印刷機とオフセット印刷機が、より高い次元で融合する新たな印刷の未来を顧客と共に描き出す。drupa 2024では「Creating A Future In Print ~Tech x Irodori~」をテーマに、印刷の未来を共に創造できる提案を行う。
商業・出版印刷市場に向けては、さらなる印刷の革新を促す新製品、高速連帳デジタル印刷機「Truepress JET 560HDX」の実機を展示。新たに開発したインクジェット(IJ)ヘッド機構と、オフセットコート紙に表面処理なしで印刷可能な高濃度インク「Truepress ink SC2」を組み合わせることで、より高精細な印刷品質を実現した。また、新構造の高効率ドライヤーユニットの搭載と最大560mmの用紙幅への対応により、生産性を大幅に向上させることにも成功。印刷サンプルを通じて、顧客のビジネスに新たな可能性をもたらす品質を体感してもらう。さらに、「Truepressシリーズ」で蓄積した豊富な稼働実績の経験を継承・進化させた新たなオペレーションシステムを搭載。長年培ったデジタル製版のノウハウを基に、ハードウエアとソフトウエアを高い次元で融合させ、オペレーターが日々の印刷現場で直面する問題を解決する。その他にも、モノクロ出版物の印刷やDMの追い刷りに適したモノクロ高速連帳デジタル印刷機「Truepress JET 520HD mono」と高濃度な新インクの組み合わせによる、ライブデモを実施する。新インクの重厚感のある黒と、小さな文字においてもシャープな視認性を、印刷サンプルで確認いただける。
さらに、新製品である「Truepress JET S320」の実機も展示。小ロットのオンデマンドブックソリューション、バリアブルDMソリューション、在庫を極力削減するため必要なときに必要な部数だけを印刷する最適生産ソリューションなど、サステナブルな社会を実現する各種ソリューションを提案する。併せて、累計2万5千台を超える出荷実績を誇る「PlateRiteシリーズ」の最新モデルである、8ページサイズCTP「PlateRite HD 8900NⅡ」の実機を展示する。データ入稿・製版から印刷までの工程を支えるSCREEN GAだからこそ可能な、印刷仕様や部数に応じたアナログ印刷機とデジタル印刷機のハイブリッドソリューションを紹介する。
ラベル・パッケージ印刷市場に向けては、新開発のデジタルプライマーユニットを搭載したラベル向けUV IJ印刷機「Truepress LABEL 350UV SAI S」と、食品包材に求められる規制に準拠した水性インクを搭載した紙包装向けIJ印刷機「Truepress PAC 520P」を実演展示する。環境配慮基材を使ったラベルや紙包装パッケージのサンプルによるサステナブルソリューション、デジタルIJ印刷による小ロット・中ロット生産が実現する生産性向上ソリューションなどの、地球環境負担低減に貢献する印刷ビジネスモデルを提案する。
また、軟包装向けIJ印刷機「Truepress PAC 830F」の装置ユニットの一部を展示し、軟包装デジタル印刷テクノロジーや食品安全規格に準拠した水性インク、デバイスの特長を紹介する。さらに、CGS ORIS社のカラーマネジメント技術を生かした協業ソリューションも出展。
なお、SCREEN GAでは「drupa特設サイト」を公開している。
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