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2024/11/14
【Printing】SCREENホールディングス、「用紙蛇行に対応する印刷装置」の発明で令和6年度近畿地方発明表彰「日本弁理士会会長賞」受賞
発明協会が主催する「令和6年度近畿地方発明表彰」において、SCREENホールディングスの「用紙蛇行に対応する印刷装置(特許第6438718号)」が「日本弁理士会会長賞」を受賞した。表彰式は 11月28日にホテル日航奈良にて行われる予定。
ロール式高速フルカラーインクジェット印刷機「Truepress JET 520HD Series」
「近畿地方発明表彰」は、全国を北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州の8地方に分け、各地方において優れた発明・考案・意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰するもので、1921年に開始された。
今回受賞した発明は、連続紙に画像を印刷するインクジェット印刷装置において、搬送される連続紙の蛇行量を検出し、検出した蛇行量から未来の蛇行量を予測することにより印刷位置を調整する技術に関するもの。この発明により、複雑に蛇行する連続紙でも予測した蛇行量からリアルタイムで印刷位置を調整して印刷することで、見当ずれや色ずれを抑制することができるようになり、印刷品質を向上させたことが高く評価された。同発明を搭載したSCREENグラフィックソリューションズ製のデジタル印刷機「Truepress JET 520HD Series」は、高精細な印刷物を高速かつ安定して生産でき、商業印刷市場や出版市場において高い評価を得ている。
<令和6年度近畿地方発明表彰 受賞一覧>
日本弁理士会会長賞「用紙蛇行に対応する印刷装置」(特許第6438718号)
発明奨励賞「ガス噴射ヘッドを備えた基板洗浄装置」(特許第5308211号)
発明奨励賞「基板検査装置」(特許第5769572号)
発明奨励賞「基板保持装置」(特許第6516664号)
平成11年(1999年)以降のSCREENホールディングスの近畿地方発明表彰受賞件数は累計で43件となった。
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