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2026/2/9
【R2Rレーザー加工】三星ダイヤモンド工業、経産省の「GXサプライチェーン構築支援事業」採択、独自のR2Rレーザー加工技術でペロブスカイト太陽電池の「量産」加速
三星ダイヤモンド工業は、経済産業省が主導する「GXサプライチェーン構築支援事業(令和7年度 脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金)」に、同社の提案した「ペロブスカイト太陽電池量産向け加工装置の製造、出荷体制の確立」が採択された。
同採択を受け、同社はペロブスカイト太陽電池(PSC)の「量産プロセス」の確立に向けた投資を加速させ、国内サプライチェーンの中核を担う。
背景
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、PSCへの期待が世界的に高まっている。軽量で柔軟性があり、主原料のヨウ素を国内調達できるため、日本のエネルギー安全保障の切り札とされている。
しかし、研究段階から「ギガワット級の量産」へ移行する際、大面積フィルムへの高速かつ精密な回路形成(パターニング)において、従来の加工技術では生産性や歩留まりの維持が困難であることが、商用化への大きな障壁となっていた。
同社の役割:独自の「R2Rレーザー加工技術」で量産の壁を打破
同社は2007年から薄膜太陽電池の製造プロセス開発に携わり、蓄積してきた硬脆性材料加工のノウハウを応用。PSCに特化した独自のロール・トゥ・ロール(R2R)レーザー加工技術を確立した。
同事業で構築する製造ラインは、以下の強みにより、既存の工法とは一線を画す性能を発揮する。
圧倒的な量産スピード(タクトタイム)の実現
従来技術の限界を突破し、量産ラインに求められる高速処理を可能にする
大面積・高品質加工の両立
大型基板でもダメージを最小限に抑え、発電効率を維持したまま高い歩留まりを確保
同採択は、同社の技術がPSC量産化における「ラストワンマイル」を埋める有力なソリューションであり、日本の次世代エネルギー産業を支える中核企業になると評価された結果であると確信している。
採択事業の概要
事業名称: ペロブスカイト太陽電池量産向け加工装置の製造、出荷体制の確立
補助事業名: 令和7年度 脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金(GXサプライチェーン構築支援事業)
今後の展望
同社は本事業を通じ、2029年度中に年間500MW以上の発電量に相当するレーザー加工装置の製造及び出荷し、国内パネルメーカーに供給する体制を構築する。 また、加工装置のタクトタイムの改善をさらに進めPSCの量産化に寄与する。
今後は、PSC向けレーザー加工装置におけるトップシェアを目指すとともに、脱炭素社会の早期実現に貢献していく。

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