アーカイブ情報

2025/1/12

【SAF】日揮ホールディングス/コスモ石油/レボインターナショナル/SAFFAIRE SKY ENERGY、製造設備完工

完工したSAF製造設備(2024年12月撮影)

 日揮ホールディングスコスモ石油レボインターナショナルSAFFAIRE SKY ENERGYの4社は、廃食用油を原料とした国産SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)の製造や供給事業を行うためのSAF製造設備の建設を進めてきたが、2024年12月25日に完工した。
 4社は、国内初となる国産SAFの大規模製造を目指し、100%廃食用油を原料とした年間約3万kLのSAFの国内供給を実施する。このSAFは、国際的な持続可能性認証であるISCC CORSIA認証を取得済みで、SAF製造設備の試運転を2025年1月より開始し、エアラインへのSAF供給開始は2025年4月頃を予定している。
 同事業はNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)より採択を受けた助成事業であり、日揮ホールディングスがサプライチェーンの全体構築を、レボインターナショナルが原料調達を、SAFFAIRE SKY ENERGYがNeat SAF製造を、コスモエネルギーグループ(コスモ石油並びにコスモ石油マーケティング)が混合SAF製造および需要家への販売を担い、各社の知見・ノウハウを結集して安全・安定の国産SAFを供給していく。

カテゴリー
コンバーティングニュース

PAGE TOP