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2024/5/30
【SDGs ターゲット8.7】シャプラニール、6月1日より「古本で児童労働をなくそう」キャンペーン開始
国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」は、6月12日の「児童労働反対世界デー」に際し、ブックオフコーポレーションの協力により、古本等を寄付することで児童労働を防ぐ活動等を支援する「古本で児童労働をなくそう」キャンペーンを、2024年6月1日~7月31日の期間で実施する。
このキャンペーンは、ブックオフの宅配買取寄付サービス「キモチと。」を使用して誰でも参加できる寄付アクション。寄付された古本等はブックオフが買い取り、買い取り額に20%上乗せされた金額がシャプラニールへ寄付される。古本以外にもCD/DVDやゲーム類等、対象品目は30以上あり、1点から無料集荷へ申し込みができる。不要になったものを「捨てる」のではなく、ブックオフでの再販を通じ「誰かの喜び」につなげられ、「お金ではない寄付」ができるキャンペーン。
6月12日は児童労働反対世界デー。SDGs(持続可能な開発目標)のターゲット8.7にも「2025年までにあらゆる形の児童労働をなくす」ことが掲げられています。しかし、世界では未だ1億6,000万人*の子どもたちが働くことを強いられているのが現状。シャプラニールが活動する南アジアの、バングラデシュでは約170万人、ネパールでは約110万人と、多くの子どもたちが児童労働の状況下にいると言われている。
シャプラニールはこれまでに、「子どもが働くことのない社会の実現」を目指し、地域住民や行政とともに児童労働を削減すると同時に、これから働きに出る子どもたちを未然に守る活動に長年取り組んできた。例えば、バングラデシュの首都ダッカでは、家事使用人として働く少女たちが基礎的な読み書きや計算など教育を受けられる支援センターを設立し、生活環境の改善を目指している。
2024年は日本が「子どもの権利条約」に批准してから30年目となる節目の年。児童労働をなくすためには、1国だけではなくさまざまな国の市民が協力して支援や啓発に取り組むことが欠かせない。本キャンペーンでは、6月12日の「児童労働世界反対デー」に向け、児童労働に対する関心を高めてもらうためにも、古本の寄付を通じて一人ひとりができる行動を啓発する活動を行っていく。これまでの約3年間に6,200人以上の全国の企業・団体、個人の支援者から多くの参加があり、約1,870万円相当の寄付となっている(2024年5月25日時点)。
あなたの寄付で、例えば次のようなことが可能です。
バングラデシュの家事使用人として働く少女支援の場合、
●本(書籍・コミック)15冊(約600円)
⇒支援センターでの学習に必要な1年分の教材費(1人分)相当に
●ゲーム機本体 1点(約7,000円)
⇒将来の仕事の選択肢を増やすためのミシン研修を1週間実施する費用相当に
※買取金額は参考買取価格のため、在庫状況や品物の状態により変動する。
<「古本で児童労働をなくそう」キャンペーン概要>
●寄付対象品:古本(書籍・コミック)、CD/DVD、ゲーム機・ソフト、フィギュア、貴金属類等など30品目以上
※その他、お送りいただけるものはブックオフ公式オンラインストアの「売れるもの一覧」を参照下さい。
●受付期間:2024年6月1日~ 7月31日
期間中は買取金額の20%がブックオフから上乗せで寄付。
●参加・寄付の方法:
1.対象品をまとめる
2.段ボール箱などに梱包
3.キャンペーンサイト「無料集荷を申込む」へ
●キャンペーンサイトURL・お申し込みフォーム :
https://www.shaplaneer.org/youcan/sutenai/book_cam2024/
寄付は児童労働の削減の活動を含む防災事業等、シャプラニールの活動全般に活用する。
■シャプラニールについて
1972年に創立された国際協力NGO。貧困のない社会の実現を掲げ、バングラデシュ、ネパールと日本国内で児童労働の予防と削減、防災・減災支援、多文化共生事業等を通じた「取り残された人々、課題」の問題解決を行っている。
・団 体 名:認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会
・所 在 地:東京都新宿区西早稲田2-3-1 早稲田奉仕園内
・代 表 者:坂口和隆(代表理事)
・創 立:1972年9月1日
・主な活動内容:児童教育支援、児童労働の予防と削減、防災・減災支援、フェアトレード活動、災害緊急救援・復興支援、在住外国人にかかわる取り組み、開発教育および出版活動等
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