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2025/1/12
【TCT Japan 2025】城東テクノ、3Dプリンタ用ポリプロピレン材料「JIZAI」の新タイプを初公開
城東テクノは、2025年1月29日~31日に開催される国内最大級の3Dプリンティング技術展示会「TCT Japan2025」に出展し、新たにラインアップする4種の「JIZAI」新タイプの発表と、既存樹脂の反り抑制改質という新しいサービスを提案する。 ブースは東京ビッグサイト東3ホールの小間番号3K-19。
<JIZAI新タイプの特徴>
TCT Japan 2025では、以下の4つの新タイプを初公開する。
1. JIZAI Black
黒色タイプ。治具を造形し、使用しても汚れが目立たない。スタイリッシュな見た目の造形が可能。
2. JIZAI Power
強度と耐熱性能を向上させたタイプ。従来品より荷重たわみ温度(HDT 0.45MPa)が20℃向上。造形物をより過酷な環境下で使用できる。
3. JIZAI Eco
再生樹脂とセルロースを配合し、環境負荷低減と独特な風合いを実現。
4. JIZAI Horizon
従来品よりさらに反り低減性能を上げ、より難易度が高いモデルの造形が可能。
これらの新タイプは、展示会場にてそれぞれ先着30名様限定でサンプル提供の準備をしている。
新サービス開始
一般的なポリオレフィン系樹脂材料は3Dプリンタで出力する際に反りが発生しやすく、造形難易度は非常に高い場合が多い。同社の新サービスは、顧客から3Dプリント出力したい樹脂材料を預か、反りを低減するための改質を施してお返しする法人向けのサービス。このサービスでは、工場から生じる再生可能なプラスチック素材も対象となり、プラスチック資源の有効活用にも貢献する。まずは少量での効果検証から相談を受け付ける。また、付帯サービスとして 受託造形サービス の提供も開始し、3Dプリントを利用したソリューションの幅を広げていく。
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