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2024/3/25

【WELL認証】三菱ケミカルグループのScience & Innovation Center本棟、v2 pilot取得

　三菱ケミカルグループ※1の、Science & Innovation Centerの本棟（オフィスエリア、実験室エリア）が「WELL Building Standard(TM) v2 pilot（WELL認証v2 pilot）」を取得した。

　WELL認証とは、米国の公益企業IWBI（The International WELL Building Institute）が主導する、人々の健康とウェルビーイングの視点で建物空間を評価する米国発の国際認証制度。10のコンセプト（空気、水、食物、光、運動、温熱快適性、音、材料、こころ、コミュニティ）から構成された項目に沿って、建物空間が健康、ウェルビーイングの実現に寄与しているかを測定・評価し、認定するもの。

　同社グループは、「常にイノベーションを生み続け、持続的に社会に貢献するワールドクラスの研究開発部門となる」ことをビジョンとして、2022年9月、竹中工務店の設計により、神奈川県横浜市にあるScience & Innovation Centerに新研究棟（本棟）を開設した。人と自然が交感し、リフレッシュを促すとともに、コミュニケーションと思考を活性化させることで、新たなイノベーションを生み出す場となることを目指している。 また、「健康経営」「働き方改革」を考慮した建物空間の設計や備品の設置を通じて、従業員のウェルビーイングに寄与する健康で美味しい食事の提供や自然へのアクセス向上といった心のサポートなどにも取り組んできた。これらがWELL認証v2 pilotの評価基準に沿って評価され、今回の取得につながった。
　同社グループは、Science & Innovation Centerにおいて、従業員の健康とウェルビーイングに配慮したオフィス、実験室の空間づくりを積極的に進め、健康で働きがいを感じ、能力を最大限発揮できる環境を整備していく。また、最新鋭のデジタル設備の導入により、研究開発の高速化、効率化を図るとともに、グローバルなハブとして、顧客やパートナーとのコラボレーションを生み出し、ソリューションを提供していく。
※1　三菱ケミカルグループは、三菱ケミカルグループとそのグループ会社の総称。

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