紙・フィルム・箔などのロール状基材を巻き出し、連続して塗工する装置です。流体解析に基づき設計され、豊富な実績に裏付けられたスロットダイを採用しています。
＜特長・仕様＞
●非接触塗工方式のため、異物の発生やローピングによる欠陥が発生しにくい
●閉回路塗工のため溶剤の蒸発面積が小さく、塗工液の特性変化がない
●低粘度から高粘度まで幅広い粘度範囲に対応（0.001〜100Pa・s）
●薄膜から厚膜まで幅広い膜厚範囲に対応（5〜1,000μm/Wet）
●低速から高速までの塗工速度に対応（0.1〜200m/min）
●膜厚の調整はポンプの回転数とGAPの制御のみで、いたって簡単
●シンプルかつコンパクトな構造のため保守・点検がいたって容易（スリットの隙間調整が不要）
●制御の自動化やクリーン化の対応可能
●間欠塗工・ストライプ塗工・同時多層塗工といった応用例も豊富
●塗工精度：±3％以下